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外装塗装工事に足場が必要な理由とは?種類や相場によくあるトラブルと対処法 ー 2024.03.22

・外装塗装工事には足場の設置は必要なのか?
・足場の費用はいくらくらいなのか?
・トラブルなどが起きたらどうすればいいのか

本記事では、足場の必要性や費用相場、よくある足場トラブルと対処法を紹介します。
足場は本当に必要なのか、無料で外装塗装工事は可能なのかについても触れていますので、外装塗装工事を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
・外装塗装工事に足場が必要な理由
・足場料金は何で決められるのか
・外装塗装工事による足場トラブルの対処法

足場の必要性

足場なくしては外壁塗装工事ができませんが、費用の20%前後が足場費用なこともあり、少しでも安くできないのか、足場は本当に必要なのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、外壁塗装工事に足場が必要な理由を解説しています。

安全確保のため

1階建ての住宅だけでなく、マンションやアパートなどの高所で塗装作業をおこなうケースもあります。
屋根からロープなどで体を固定するような方法では、複雑な道具を使うことはできませんし不安定です。
高所で作業をするには、作業員の安全を確保したうえで作業をする必要があります。
足場を組むことで、安全性が高くなれば複雑な部分も安定した技術で塗装ができます。
このように、安全に外壁塗装工事をおこなうためには、足場が必要不可欠です。

近隣住民へ配慮するため

外壁塗装工事に足場が必要なのは、作業員の安全確保だけでなく、近隣住民への配慮でもあります。
作業前には汚れを落とすために、高圧洗浄で外装をきれいにしなければなりません。
保護シートを使って汚れた水や塗料の飛散を防止するためにも、足場が必要になります。
設置の規模は建物によって異なりますが、半日から1日程度で完成し工事の準備ができます。
隣接した住宅が近く、飛散が心配な場合には保護シートを二重にしてもらえるか確認しておきましょう。
足場を作るためにトラックや作業員が出入りするため、事前に近隣住民に挨拶をしておきます。
施工会社からも、挨拶に回ってもらえるため、日にちを合わせるなどしてトラブルにならないように注意してください。

作業効率を上げるため

外装塗装工事のような高所での作業は、足元が不安定であると作業員は無理な姿勢で塗装をしなければなりません。
不安定な状態で作業を続けてしまうと、満足できるような塗装が難しくなります。
無理な姿勢は体に負担をかけてしまうため、昇降回数が多くなり作業効率が下がります。
早くキレイに外装工事を終えるためにも、安定した足場を組むのが重要です。
「足場を無料で設置」などといって勧誘する業者もいますが、塗装費用として高額な費用を請求されるケースもあるため注意しましょう。

足場の種類

足場は、建物の大きさに合わせて適切なものを選んで組み立てられます。
どの足場にするかでも費用がことなるため、参考に覚えておくと良いでしょう。

単管足場

鉄パイプ(単管パイプ)を組み立てる足場で、多くの工事現場で見かけるタイプです。
接続金具をパイプと組み合わせ、ボルトを使って固定するため安定感があり、高さや幅を調整できるため幅広い場所で利用できます。
住宅が密集した場所やビルの隙間など、狭くても組みやすいのが特徴です。
組み立てと解体には時間がかかるため、工事期間が長くなってしまいます。

クサビ足場

鉄パイプ(単管パイプ)を組み立てる足場で、多くの工事現場で見かけるタイプです。
接続金具をパイプと組み合わせ、ボルトを使って固定するため安定感があり、高さや幅を調整できるため幅広い場所で利用できます。
住宅が密集した場所やビルの隙間など、狭くても組みやすいのが特徴です。
組み立てと解体には時間がかかるため、工事期間が長くなってしまいます。

クサビ足場

部材を接合しハンマーを使って組まれるため、工期が短く解体も簡単にできます。
住宅はもちろんですが、複雑な構造の建物にも使えるなど汎用性が高いのも特徴です。
耐久性が高くコスパに優れているため、外壁塗装工事以外の現場でも使われていますが、打ち込みの音が大きく、近隣住人とのトラブルになりやすいのが現状です。
種類があるため、建物に合わせて利用できるのもメリットでしょう。

足場費用の相場と変動要因

足場費用には、機材だけでなく運送費用やビニールシート、組み立てから解体までの費用が含まれています。
外壁塗装工事を発注する前に、適切な費用相場をチェックしましょう。

足場の平均単価

足場工事相場は、1平米700円〜1000円です。
作業員の安全の確保だけでなく、正確に美しく外装工事を終えるためには、適切な足場を組まなければなりません。
建物が大きくなれば足場も広く設置しなければならないため、費用相場は高くなる傾向にあります。
一般住宅よりもマンションやアパートのほうが、高額になる傾向にあることを覚えておくといいでしょう。

坪数で見るの平均単価

坪数

足場面積

費用

20坪

155~169

108,500円~118,300円

25坪

170~179

119,000円~125,300円

30坪

185~199

129,500円~139,300円

35坪

200~214

140,000円~149,800円

40坪

215~229

150,500円~160,300円

45坪

230~244

161,000円~170,800円

50坪

245~259

171,500円~181,300円

足場費用は自分で計算できる

自宅の坪数と外周面積がわかれば、外装にかかるおおよその費用を計算できます。

【足場面積計算費用】
足場代=足場架面積×平米単価(700~1,000円)
足場架面積=(建物の外周⁺8m)×家の高さ

これで大体の大きさがわかりますから、外装工事の見積もりと比較してみてください。

足場費用が高くなるケース

一般的な2階戸建て住宅で約15万円ですが、隣接した住宅と外壁が近い場合や敷地内に車を止められないような場合には運送費用が高くなります。
また、屋根が高い、複雑な構造の場合には屋根足場が必要となり、通常の料金より高額です。
マンションやアパートはもちろんですが、玄関まで階段があるような戸建ては足場運搬に人手を必要とするため高くなる傾向にあります。
高低差が大きな住宅や複雑な構造の建物は、相場よりも少し高額になると考えて良いでしょう。

よくある足場トラブルと対処法

足場は工事の要であり、なくてはならない大切なものであることがわかりました。
ここからは、よくある足場トラブルとその対処法を解説します。

足場費用が安すぎる

足場費用は全体の20%を占めるため、費用が安いところに頼んで料金を少しでも安くしたいと考える人もいるでしょう。
塗装には直接関係ないと思われるかもしれませんが、工事をおこなうための大切な土台です。
負担は少ないほうが助かりますが、足場費用が安すぎる場合には注意しましょう。
費用には機材以外に、養生シートやトラックの運送料金に作業員の人件費が含まれています。
塗装する作業員の人数は少なくても、足場を組んで解体するためには複数人が作業に関わります。
これらを考えると、足場費用が安すぎるのは、何らかのサービスに不足が起こりうる可能性がある点です。
相場より安い場合には、足場の内訳を確認しましょう。

足場で家が傷ついてしまう

塗装のために足場を作るには、建物近くに足場を組んでいきます。
解体も同様で機材が建物にぶつかったり、傷がついたりしないように細心の注意を払っていますが、何かしらの拍子で傷がついてしまうことがあります。
足場が原因の傷は、業者の責任となりますから、修繕費用は出してもらえますが築年数が長く経年変化している場合には補償外になるケースもあるため注意が必要です。
外装塗装工事をおこなう前に対象箇所の写真を撮影し、傷が工事前からあるのかどうかを確認していきましょう。

隣の敷地に足場を組むケースがある

隣接した住宅との間が狭く、足場が敷地内だけでは組めないケースもあります。
ほんの少しの敷地であっても、汚れなどが飛べば不快に思われてしまうため注意が必要です。
業者から挨拶回りをしてくれますが、ご近所には施工主自ら挨拶に回ることをおすすめします。
今後もお付き合いのあるお隣さんには、早めに挨拶をして気持ちよく塗装工事を終えましょう。

駐車場に車がある場合移動が必要

外壁塗装工事は、ペンキが周囲に飛ぶために養生シートを張ります。
しかしながら、細かい粉じんなどは養生シートがあっても風に乗って飛んでしまうケースも少なくありません。
工事中、自宅に車を駐車しているのであれば、その時間帯だけでも移動し塗装で汚れないようにしていきましょう。
ガーデニングや盆栽・植木などは、自分で養生するかガレージに避難させるなどの工夫も必要です。
養生シートは、あくまでも建物や近隣に迷惑をかけないように使用するため、庭の草木にまではカバーしません。
個人でしっかり管理してください。

足場のDIYは危険

外装を自分で塗装するために、自分で足場を組む人がいますが危険であるためやめてください。
本格的な足場の組み立てには、国家資格である「足場の組立て等主任者」が必要になります。
素人が勝手にパイプを使って、足場を組むことはできませんし、脚立などを使った簡易的な足場は不安定です。
万が一怪我をしても、自己責任となり補償もありません。
業者に頼めば足場だけを組んでもらえるため、どうしても個人で塗装したい場合には検討してみましょう。

外装と屋根を同時工事すると費用が抑えられる

塗装は面積の広さで費用が決まります。
屋根も外装も雨風にさらされているため、外装を工事するころには屋根も傷んでいる建物が多いです。
外壁と屋根を同時に工事すると、足場の設置が1回で済むため、工事費用が安くなります。
足場費用だけでなく、塗装にかかる費用が全体的にお得になるため、メンテナンスにかかる費用を大幅に削減できます。
1回で支払う金額は高くなりますが、足場を組むのが1回で済みますし、近隣住民とのトラブルも少なくなりメリットが多いのも特徴です。

足場で家に傷がついてしまった

パイプが外装に当たり傷ができたり、窓が割れてしまうなどのトラブルはよく聞きます。
足場作りは専門の職人がおこないますが、天候が悪かったり油断によって起きてしまうケースがあります。
業者が傷をつけた場合には補償されますが、小さな下請け業者や保険に未加入な場合には、確実に補償されるわけではありません。
業者に発注する前に、必ず保険でどこまでカバーしてもらえるか確認しましょう。

まとめ

足場作りは、安全性とスピード、周囲への配慮からも必要不可欠な工事です。
不安定な現場では、塗装が完成するまで時間がかかりますし、無駄な時間を費やすことになります。
外壁塗装で起こるトラブルは、安定した足場があれば回避できるものばかりです。
「無料」などの謳い文句に惑わされることなく、適正価格で外壁塗装工事をおこなってください。


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