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外壁塗装は何年ごとが理想?塗装が必要なタイミングや長持ちする方法を解説 ー 2024.02.20

・何年ごとに外壁を塗装したほうが良いのか?
・外壁塗装が必要なタイミングを知りたい
・塗装を長持ちさせるコツが知りたい
お客様から、何年ごとに外壁を塗装すべきかわからないと相談されるケースが多いです。
マイホームを大事にするためにも、塗装の耐用年数や塗装が必要だと判断するポイントなどは知っておくべきです。
今回は外壁を塗装する頻度や塗装が必要と判断するためのポイント、塗装を長持ちさせる方法を解説します。

この記事でわかること
・外壁塗装の耐用年数はどのくらいか
・外壁塗装が必要かどうかを判断するポイント
・塗装を長持ちさせる方法

外壁塗装は何年ごとに必要

外壁塗装の耐用年数を超えたまま放置すると、建物の寿命を縮めてしまう要因になります。
何年ごとに外壁塗装する必要があるかどうかは、新築か2回目以降の塗装なのか、塗料の種類によって耐用年数は変わります。

新築の場合

新築の場合、築10年が外壁を塗り替える目安です。
近年、外壁塗装で使用されている塗料はシリコン系の塗料が主流となり、シリコン系塗料の耐用年数は10年〜15年となります。
なお、塗料メーカーで実施している耐久性の試験では、実際に住宅がある環境でおこなわれていません。
したがって、塗料メーカーが耐久性試験の結果から算出している耐用年数は、建物の立地や周辺の気候などの影響でバラツキがあります。
たとえば強い紫外線を浴びやすい場所や雨量が多い場所は、外壁を保護する機能がある塗膜が取れやすくなっており、耐用年数が短いです。

2回目以降の場合

2回目では、前回使用している塗料のグレードで塗装の耐用年数は異なります。
たとえば、耐用年数が短い塗料でしたら5年、長い塗料は25年と塗料の種類によって塗装する頻度に差があります。
したがって、2回目以降の外壁塗装をいつ頃行えば良いのかで悩んでいる方は、初回時にどの塗料を用いたのか確認してください。
もし使用した塗料の種類がわからないときは、外壁塗装した際の書類を見ると、使用した塗料の詳細がわかるかもしれません。
そのほかの方法として、外壁塗装した業者に連絡して塗料の種類を確認する方法もあります。
3回目以降の外壁塗装では、前回使用した塗料の種類や外壁材の老朽化を確認しましょう。
築年数が長いと外壁の老朽化が進んでいますから、塗膜の耐用年数も短いです。
外壁の老朽化が激しいと外壁塗装ができない場合もあるため、建物の劣化度合いを確認してください。

外壁塗装で使用される塗料の一般的な耐用年数

外壁塗装に使われる塗料で多いのが、シリコン系・アクリル系・ウレタン系・ラジカル系・フッ素系・無機塗料の6種類になります。
塗料の種類と耐用年数をまとめたのが下記の表です。


塗料の種類

耐用年数

アクリル系

5〜8年

ウレタン系

7〜10年

シリコン系

10〜13年

ラジカル系

10〜15年

フッ素系

10〜15年

無機塗料

15〜20年


アクリル系やウレタン系は耐用年数が短く、フッ素系や無機塗料は耐用年数が長いです。
アクリル系やウレタン系は耐用年数が短い反面、塗料自体が安価ですから、外壁の色をこまめに変えたい方に向いているでしょう。
フッ素系は耐久性に優れており、商業施設やマンションによく使われる塗料です。
防水や防カビに強く、紫外線によるダメージで劣化しにくい特徴があります。
無機塗料は紫外線や水に強いうえに、ほかの塗料よりも燃えにくいのが特徴です。
このように、フッ素系や無機塗料は耐久性に優れていますが、塗料自体の値段が高いのがデメリットです。

外壁塗装が必要になる判断ポイント

外壁を塗装すべきかどうかは、外壁の状況を見て判断する必要があります。
すぐに外壁塗装したほうが良い5つの現象と、緊急を要さない現象をあわせて解説します。

チョーキング

チョーキングとは白亜化現象とも呼ばれ、黒板に書くときに用いるチョークのように、外壁に触れた際に白い粉が付着する現象です。
塗料の劣化により塗膜がはがれている状態で、耐久性や防水性が低下しているサインです。
チョーキングがあるにもかかわらず放置してしまうと、建物の内部に雨水が入りやすくなったり、ひび割れが生じたりします。
1度チョーキングが起こると自然に直ることはありませんから、建物の被害を最小限にするためにも早めに塗り替えましょう。

塗膜の剥がれ

塗膜が剥がれてしまうのは、紫外線や水のダメージで外壁材と塗膜の間の密着性がなくなってしまうためです。
塗装の下地と外壁材がむき出しになっているため、塗装による効果はほとんどありません。
塗膜の剥がれを放置すると、雨漏りや結露、部材が腐食する原因となり、補修費用が高額になります。
塗装の剥がれに気づいたら、なるべく早く外壁塗装しましょう。

外壁にヒビがあるか

紫外線や雨で塗装が削れると、徐々にヒビが入るでしょう。
また、地震や車の振動が地面を伝うことで、建物が振動し、塗装にヒビが生じやすいです。
幅が0.3mm以下の小さなヒビでしたら、すぐに補修しなくても問題はありません。
しかし、時間の経過で徐々にヒビ割れが大きくなる可能性があるため、早々に補修依頼すると被害を最小限に抑えられます。
もし0.5mm以上のヒビ割れがあったり、毛細血管のようにたくさんのヒビ割れがあったりした場合は、ただちに外壁を塗装してください。
もしヒビ割れの幅がわからない際は、ホームセンターやインターネットで販売されているクラックスケールを使うと正確に測定できるためおすすめです。

コーキング材の劣化

コーキングとは外壁と外壁の継ぎ目に充填剤を入れる施工となります。
雨水や風が内部へ入らないようにする役割にくわえて、断熱と防音性能も向上するため、建物の寿命を伸ばすのに重要な役割をになっています。
劣化していないコーキングはゴムのように弾力性のある質感が特徴ですが、劣化が進むと弾力がなくなり、徐々に硬くなるでしょう。
もし、コーキング材に触れたときに硬い質感であれば外壁塗装するタイミングです。

カビやコケの発生

カビやコケが発生している状況は、外壁の塗料が劣化して、塗膜の防水力が低下しているサインとなります。
カビやコケは根を深くして繁殖しますから、放置するとあっという間に外壁全体に広がります。
外壁の美観が損なわれ、家全体のイメージが悪くなるでしょう。
また、カビが生えているとカビの胞子が空気中に含まれるため、吸い続けるとアレルギー反応を引き起こすリスクが高いです。
外壁のカビは換気扇や窓を通して室内に入り込みますから、建物内部にもカビが繁殖してしまいます。
人体や建物へ悪影響を及ぼす前に外壁塗装しましょう。

外壁の汚れや変色はすぐに外壁塗装する必要はない

外壁の変色や色があせているのに気づいて、すぐに外壁塗装したほうが良いのではと焦って業者に依頼するお客様がいるでしょう。
変色と色あせは、時間の経過で起こるものですから焦って対処する必要はありません。
雨やホコリで外壁が汚れたときも、すぐに外壁塗装しなくても問題ありません。
しかし、汚れを放置してしまうとカビやコケが生えやすくなるため、定期的に洗浄して外壁の状態をきれいにしましょう。
「艶があった塗装が経年劣化で徐々に艶がなくなってきたので、外壁塗装したほうが良いか」とお客様から相談されるケースが多いです。
すぐに対処する必要はありませんが、塗装の効果が落ちてきているサインです。
ヒビ割れや塗膜の剥がれがないか、定期的に観察しましょう。

外壁塗装のメンテナンスで長持ちさせる方法

外壁塗装は建物のメンテナンスの役割をになっています。
外壁塗装すると建物の劣化が抑えられて、建物の寿命が延びるでしょう。
しかし、頻繁に塗装工事すると費用がかかりますから、外壁塗装したらできる限り長持ちさせたいところです。
ここでは塗装を長持ちさせる3つのコツを解説します。

長持ちしやすい塗料や色を選ぶ

アクリル系は塗料自体が安価ですが、塗装工事する頻度が多くなるため長期間で考えるとトータルの費用はかかります。
アクリル系からシリコン系の塗料に変えた場合、耐用年数は約2倍長くなり、塗装工事する回数が減り、経済的負担が軽減されるでしょう。
塗料を選ぶ際は、耐用年数だけではなく、防カビ性、低汚染性、遮熱・断熱性などの機能面も考慮すべきです。
たとえば、建物が川沿いにある場合は防カビ性と防藻性のある塗料を、沿岸部にある場合は塩害を防ぐのに防汚性がしっかりしている塗料を選ぶとよいでしょう。v お住まいの地域に合わせて塗料を選ぶことで、塗装が長持ちします。
また、塗料の色によって劣化するスピードが異なります。
赤と紫、黄色の塗料は色褪せしやすく、白黒と青は色褪せしにくい塗料です。
汚れが目立ちにくい色を選びたい方は、アイボリーやグレー・ベージュ・ブラウンをおすすめします。

外壁をこまめに掃除する

外壁は常に外気にさらされており、住宅の中で汚れやすい場所になります。
汚れを放置したままでは、雨だれやカビ、コケが発生しやすいため、塗装が劣化するスピードが早いです。
定期的に清掃することで汚れが落ちて、外観が綺麗になるでしょう。
外壁のヒビや塗膜の剥がれに一早く気づける点でも、外壁を清掃しましょう。
外壁掃除する際は、外壁に向かってホースの水を勢いよくかけるだけでも多少の汚れは落ちます。
高圧洗浄機や洗車用で使う柔らかいスポンジやブラシを用いれば、さらに細かい汚れが落ちるでしょう。
高所での作業は思わぬケガにつながる恐れがあるため、無理をせず専門業者へ依頼してください。

実績が豊富な塗装業者を選ぶ

耐用年数の長い塗料を選んでも、手抜き工事されていたり、適切な手順に沿って塗装工事されていなかったりすると、塗料が劣化するスピードが早まります。
したがって、塗料を長持ちさせるには、手抜き工事や施工ミスをしない優良業者を選ぶのがポイントです。
塗装業者を選ぶ際は、工事中や工事前後の様子・お客様の声を確認すべきです。
また、建設業許可や塗装技能士、外壁劣化診断士などの資格を持つスタッフが在籍しているかもチェックしてください。
知識や技術がある方がとれる資格となるため、資格保有者のスタッフに相談すると建物の状況に合わせた提案をしてもらえます。
そのほかに外壁塗装後のサービスが充実しているかも優良業者かどうかを判断するポイントになります。
塗装工事に関する不具合は、工事が終わってから気づくケースが多いです。
製品保証や施工保証のアフターサービスが付いている業者を選ぶと良いでしょう。

まとめ

新築であれば築10年が外壁塗装するタイミングであり、外壁塗装が2回目でしたら前回使用した塗料のグレードによって耐用年数が異なります。
外壁を見て、チョーキングや塗膜の剥がれ、ヒビ割れなどがあれば、外壁塗装すべきタイミングです。
塗装を長持ちさせるコツは長持ちしやすい塗料や色を選ぶ、こまめに清掃する、実績が豊富な塗装業者を選ぶの3つです。


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