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【外壁塗装】30坪の家なら相場はいくら?一般的な住宅の塗装費用の目安や内訳を分かりやすく解説します! ー 2024.01.11

塗装費用

「外壁塗装の相場を知ってから検討したい」と見積もりをする前に相場を知りたい方、あるいは「見積もりをとったけれど適正価格なのか不安」と見積価格が妥当か知りたい方…など、外壁塗装の費用は多くの方が気になるポイントです。


ある程度の費用相場を知っておきたいものですよね。


そこで、今回は、平均的な戸建住宅の広さと言われている「30坪の住宅の外壁塗装費用」についてお伝えしていきます。



まずは「30坪」ってどんな家?

平均的なお家が「30坪」とは聞いたことがあっても、“坪”や“㎡”について分かりにくく感じている方もいるかもしれません。


「1坪=約3.3㎡」なので、3.3㎡×30坪と計算すれば「約100㎡」の面積の家を指すことが分かります。



延床面積と建築面積の違いについて

ただ、建築の用語には「延床面積」や「建築面積」と言われるものがあり、これらはまったく意味が異なります。


延床面積は「1階と2階の床面積の合計」のこと。日本では、平均的な住宅が30坪と言われていますが、延床面積について言うケースが多いです。たとえば、「1階が15坪・2階が15坪」の家は、延床面積が30坪です。3~4人家族が住めるような間取りも可能な大きさです。


ただ、同じ“坪”を使う言葉で「建築面積(建坪)」があり、こちらは土地に対して建物が建っている面積(上部から見たときの建物の投影の面積)です。


たとえば、

・1階が30坪・2階が15坪なら⇒建築面積は30坪、延床面積は45坪

・1階が35坪・2階が10坪なら⇒建築面積は35坪、延床面積は45坪

ということになります。


外壁塗装は、塗装面積から算出されるもの

上記のように、「延床面積」と「建築面積(建坪)」が30坪程度で同じような面積でも、外壁の面積、つまり塗装面積は違ってきます。


同じ坪数でも、家の形で外壁の面積も異なり、窓の数(塗らない箇所)でも、外壁の塗装面積は変わってきます。そこで、外壁塗装の面積を知っておくと、外壁塗装の見積書を見るときに役立ちます。


メジャーで測る、図面から計測するといった方法もありますが、「延床面積」を使って次の算式で大まかに計算することもできます。


【外壁の塗装面積⇒延床面積×係数1.2~1.4】(※係数は塗装業者によって異なってきます)


たとえば、「延床面積30坪(100㎡)」なら、100㎡×1.2~1.4=120~140㎡がだいたいの塗装面積の目安にできるでょう。



30坪の外壁塗装の相場は?

外壁塗装にはお金がかかるため、いきなり見積書を見て「こんなに費用がかかる」とびっくりするよりも、ある程度の相場を知っておくと安心です。「30坪程度なら費用はこのくらい」と相場を知っておきたいですよね。30坪の外壁塗装の相場を知っておけば、「35坪なら30坪よりは少し高い」という指標にもできます。


あくまでもひとつの目安ですが、30坪の家の外壁塗装は「70~130万円ほど」です。ただ、注意したいのは、外壁塗装の費用は単純に「塗料の単価×面積」ではないことです。


外壁塗装の費用は、

・足場費用

・養生

・高圧洗浄

・下塗り塗料

・上塗り塗料

・現場管理費

などで構成されます。


そのため、一般的な30坪の家とはいっても、「補修箇所が多かった」「屋根塗装も一緒にやった」など塗装内容が異なれば費用は大きく変わります。



30坪の外壁塗装費用。相場よりも高くなるポイント6つ

「30坪の家」といっても

・実際に塗る塗装面積

・現在の外壁の状態

・使う塗料

・家の形

などすべて同じ条件ではないため、想定よりも高くなるケースもあるでしょう。


前述した「30坪の塗装費用」はあくまでも目安としておくことが大事です。そして、どんな違いによって費用が高くなりやすいかのポイントをお伝えします。



その1:高いグレードの塗料を使う

塗料には種類があって、「特徴」や「耐用年数」「㎡あたりの価格」などが異なっています。


単価が安い順でいうと、

・アクリル塗料

・ウレタン塗料

・シリコン塗料

・フッ素塗料

・無機塗料

・無機塗料

などがあります。


ただ、実は塗料は安ければいいとは言えず、「安い=耐用年数が短い」という点に注意しなければなりません。


たとえば、最もリーズナブルなアクリル塗料ですが、耐用年数は5年ほどしかありません。それに対し、フッ素塗料は15~20年ほどと高耐久な塗料です。


つまり、耐用年数が短い塗料で塗ると塗装時のコストは大きくおさえられる反面、耐用年数が短いため、もう5年もすれば再び塗装をしなければなりません。


逆に、耐用年数が長い塗料は塗装時には少し高額に感じますが長持ち。次回の塗り替えまで長く、塗り替え頻度も少なく済むというメリットがあるのです。


外壁塗装は「費用をおさえたい」という人も多いですが、耐用年数も考えつつ塗料を選ぶことが大事です。



その2:今の外壁の種類による

外壁には、モルタル壁やサイディングボードなどがあります。


一般的にひび割れしやすいモルタル外壁の場合、塗装時に下地補修の内容が増えて費用にも影響するでしょう。


一方、サイディングボードには、ボード同士をつないでいる「コーキング材」の劣化が劣化しやすく、外壁塗装時には補修が必要になってきます。傷んだコーキング材を取り除いて新しいコーキング材を充填する「打ち替え」になれば、その部分の費用が増えるでしょう。



その3:足場の組み立てやすさ

外壁塗装をするには、「安全な作業のため・塗装の質をあげるため」に足場はかかせません。


ただ、隣地の距離が狭かったり、道路にはみ出たりなど、足場が組み立てづらいと費用に影響する可能性が高いです。


特に、住宅密集地で交通量の多い道路に面しているときは、作業に際して道路を使わなければならず、道路使用許可や道路占用許可なども必要です。ガードマンによる交通誘導が必要ともなれば、そちらも費用にプラスされます。



その4:家の形が複雑

30坪(100㎡)の一般的な住宅でも、家の形が複雑になるほど外壁の面積、つまりは塗装面積が増えます。凹凸が多ければ塗装面積も広くなるでしょう。


階数も塗装面積に影響します。1階建て、2階建て、3階建てでは塗装面積が変わるうえ、それにともない足場の面積と手間にも影響し、費用は高めとなる傾向です。



その5:築年数の古い建物で塗装前の補修箇所が多数ある

過去の塗装履歴も塗装費用を左右するポイントです。


たとえば、「これまで何十年も塗装をしていなかった」というメンテナンス不足のケースでは、外壁のひび割れ・黒ずみ・剥がれなどが起こっていることが多いでしょう。


外壁塗装は「塗料を塗って綺麗になればいい」という単純なものでなく、雨漏りを防ぐなど建物の耐久性を高めるには正しい工程が必要です。そのため、著しく老朽化している部分はまずは下地補修をします。劣化がひどければ、その分、補修工事の手間もかかるため費用は高くなるでしょう。



その6:専門業者への直接の依頼か

塗装工事をする会社には、

・塗装工事だけを専門的にやっている「塗装専門業者」

・塗装以外にも住まいに関する工事を行う「工務店」「リフォーム会社」「ハウスメーカー」

などがあります。


前者の場合、お客様と塗装業者との契約になりますが、後者の場合は仲介によるマージンが存在し、一般的な相場よりも高くなりやすいでしょう。



見積書は「㎡」での表記が望ましい

最近はパック料金で広告を出している塗装業者もいて、分かりやすいチラシを見ると「我が家は30坪だから○○円」と依頼したくなるかもしれません。


ただ、一般的に言う「坪数」は延床面積であり、塗装面積とは違う点を理解しておくことが大事です。


お伝えしたように家の形状や外壁の状態で塗装費用は大きく変わるため、後から「追加費用」と称して価格が高くなることもあり、逆に「パックの価格内におさめるため、ほかで手抜きされてしまった」などトラブルになるケースもあります。


そのため、適切な費用で塗装してもらうためには、

・現地を実際にしっかりと調査して見積額を出してもうらう

・「坪」ではなく、「㎡数」をベースに見積書を提出してもらう

ことがポイントです。



まとめ

今回お伝えしたように、30坪の住宅の外壁塗装は「70~130万円ほど」です。ただ、こちらはあくまでも“目安”にとどめましょう。


お住まいの形によって塗る面積はだいぶ変わるため、「同じ30坪」でも塗装面積は変動します。しかも、選ぶ塗料や補修の有無、周囲の環境も価格に影響してくるでしょう。後悔のない塗装工事のためには、現地をしっかり調査してもらった後、「㎡数」をベースに適正な見積書を出してもらいましょう。


また、外壁塗装を安くおさえたいあまり安い塗料を選ぶのは、今後の耐用年数が短くなることを意味するので注意が必要です。


外壁塗装工事はお住まいにとっての寿命を高める大切なメンテナンス工事。見積書の価格だけにとらわれず、安心して任せられる優良業者に依頼するようにしましょう。



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